ギャラリーのある家
お客様のご趣味を家づくりに取り入れました
閑静な住宅地に住む絵画の好きな夫婦のために計画しました。
奥様がとても家造りに積極的な方で、プラン作成から外観、仕上にいたるまで熱心に参加され、細かい打ち合わせ等を何十回もさせて頂きました。それに伴い描いた図面も70枚を超え、クライアント様との考えの食い違いを極力無くすよう計画しました。
名前の通りギャラリー(画廊)がある家で、絵画に囲まれて生活を送りたいとのクライアント様の希望を形にしたプランです。
床にはコルクタイルを敷き、壁には杉の無垢板、珪藻土等を使用し、天井も木材梁を表しとして自然に囲まれたゆったりとした空間にしています。開口部も建物北側に天窓や地窓を設け、そこから柔らかな光がさしこみ、落ち着いた雰囲気に仕上ています。
和室も周囲と段差が無くバリアフリーとし、壁には蟻壁や仕上げには唐紙を貼り一般的な和室とは少し趣を変えています。
外観も漆喰、焼杉、無垢板を使用し、和風でありながらモダンな雰囲気のたたずまいです。
既製品の材料を多用すると手間もかからず、そこそこ綺麗に仕上がりますが、年月を経た味わい、落ち着きというものはそこからは出て来ません。既製品を使わない本物の材料を使うのは、イニシャルコストは掛かるかも知れませんが、永い目で見みれば決して高価なものでは無いと思います。
今回担当した大工さんもかなり手間の掛かる仕事だと思いましたが、「良い物を造ろう」との心意気でかなり頑張ってもらいました。良い職人が集まり手間を掛けた家は年月が経っても色あせない美しさを持つと確信しています。
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